カーテンといえば通常は、レールが2本あって、夜に閉める厚地のドレープと
昼間用のレースカーテンとの二重吊りが一般的かと思います。
ご新築時は、その両方を同時に購入する方が多いのでしょうが、日々過ごしていますと、
同じお部屋でも窓によりカーテンの傷み方が変わってきます。
レースカーテンの寿命が来たら買い替えを
厚地のカーテンよりも、より日光や汚れにさらされるレースカーテンの方が
生地の薄さや洗濯の頻度のせいもありまして、傷みが早いことが多いのです。
そのうち替えよう、替えようと前から考えていたのだけど・・と皆さまおっしゃいます。
そしてある日、どこかの窓のレースカーテンがぴりっと破け始めます。
破けだすと早くて、ひっぱられるせいかその穴がどんどんと大きくなります。
別の部分も破けそうになっているところが目についたりしてきます。
もう、いよいよ買い換えなくちゃ!
・・・ということで、皆さまお店にいらして下さいます。
長い月日をご家族とともに過ごしてきたレースカーテン。
色々なできごとを見つめてきた、思い出のつまった愛着のあるカーテンです。
気に入って買われた、大好きで今まで使ってきた、とおっしゃるお客さまたち。
レースカーテンの買い替え事例
そんなレースカーテンお取替えの一例です。
多摩区のT様。 ゴージャスな刺しゅうがお気に入りだったのですが、びりっと。
少し違うイメージに変えようかとモダンな柄も色々と試されましたが、
結局は同じようなイメージの、きれいな刺しゅうがいっぱいのシアー。
アスワンの「オーセンス」より、「ルイーズ」E4394 です。
裾部分の柄も、品よくボリューム感があり美しく光を透します。
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こちらは麻生区のT様。 ご新築時に当店でお作りいただきました。
モール調の縦ストライプ柄がきれいなシアーでしたが、かなり大きい穴となって・・。
今までと雰囲気を少し変えたいとのご希望で、刺しゅう柄のレースに決まりました。
東リの「プラスボヌール」より 「KTB4364」
生地は少しベージュの色がついていまして、刺しゅう糸もゴールドがかったオレンジ色の
ような少し濃いめの色でなかなか雰囲気があります。
縦のラインのお花柄が以外とすっきりしています。
細長い連窓もありまして、リビングとダイニングのレースカーテンを全部取り替えました
ら お部屋のようすがとても変わりまして、T様にも喜んでいただけました。
そして、厚地のドレープが破けるまでには、もう少し月日がかかりそうです。
またご来店くださる時には、お店にどんなカーテンが並んでいることでしょう。