お部屋を間仕切りたい時に、ロールスクリーンだと風であおられてしまったり、大きな開口部だと1台で作れず隙間が生じてしまったり、カーテンだとどうしても厚みが出てしまい うっとうしく感じてしまいますよね。
今回は、すっきりとシャープに間仕切れて、操作も簡単なパネルスクリーンをお取付けいたしました 多摩区長沢・K 様邸をご紹介させていただきます。
部屋の間仕切りにパネルスクリーンを設置した事例
お取付した場所はリビングダイニングで、 K 様のご要望は寒さ対策もあるのですが、お客様がお泊りになる時用に お部屋を簡単にふたつに間仕切れて、普段使用しない時は目につかないようにスッキリ納まる物をお探しでした。
最初はロールスクリーンをご検討されておりましたが、開口部が 290cm程あり1台で製作出来ないので、パネルスクリーンに変更されました。
レールを取付けた写真です。まだ生地を貼ってないので、コードがたるんでいますが生地を貼れば たるみは無くなります。
リビングから見てレールが見えないように、ダイニング側の下がり壁にお取付けしました。
パネルスクリーンを全て閉じた状態
パネルスクリーンを全て閉じた状態です。
こちらは、タチカワブラインドの RS-5310 デイズのアイボリー色。
生地を壁の色に合わせたので、閉めるとあたかも壁があるかのような錯覚になるほど空間に溶け込んでいます。
すっきりとシャープなデザインなので飽きも無く、モダンな空間を演出します。
裾の部分がそれぞれコードで連結しておりますので、軽くスムーズに開閉出来ます。
パネルスクリーンを使用しない時にも見た目を損なわない工夫も
今回の1番のこだわりポイントです。
K様とのお打合せで、1番気にされていたのが、使用しない時に見えないように右側の壁(79cm)のスペースに生地が引き戸のようにすっぽりと納まる事でした。
通常パネルの幅はレールの長さと同じ(開口部のサイズ)にお作りしますがそうすると、たたんだ時にパネル1枚分の幅がレール内に残ることになります。
それでは開口部が狭くなってしまいます。
そこで今回のK様邸では、パネルの幅は開口部と同じ290cmで作り、レールは、たたんだ時の1枚分の幅分だけ余計に伸ばして368cmで作りました。
それが、この写真です。
これはあまり知られていない技です。(メーカーのカタログなどにも記載されてません)
計算通りに納まり、たたんだ時にすっぽり壁のスペース内に納まりました。
量販店でできないと言われたり、カタログ上では良くわからないからとお取付を諦めてしまわれるまえに、是非一度専門店にご相談ください。
様々な施工事例や施工写真などをふまえて、お打合せさせて頂きますので是非、お気軽にご来店くださいませ。
それでは、また。