まだ寒い日もありますが、日中は本当に春の気配を感じるようになりました。
今年は寒かったせいか、「吹抜けの寒さ対策」に対してのお問合せを
本当にたくさんいただきました。
吹き抜けの暑さ、寒さ対策は実績豊富なハンザムへ
吹抜け施工のブログを何度かアップした事で、色々な方の目にとまる機会が増えたようでリクルート様のリフォーム雑誌「suumo」3月号の「解決!寒い家」特集に、
小さくですが当店の施工写真が掲載されました。
こちらは、昨年5月のブログ「スカイライトシェーディングシステム」の写真です。
さて、今回は吹抜けの寒さ対策として以前にご紹介した カーテンで吹抜けを覆うスタイルの完結編として、 2件の事例をご紹介させていただきます。
東京都稲城市の Y 様邸です。
開口部が大きい、とても開放的な吹抜けです。
寒いのでカーテンをつけたいのですが、暗くならないようにしたいとのご希望で
透過性を重視して生地を選ばれました。
お店で選んだ何種類かのレースの透け感なども、実際にご自宅で見比べていただき、
決定した生地はフジエテキスタイル FA1618 「リンネット」でした。
シワ加工が独特の風合いを出している、とても表情のあるレースです。
今回は、ヒダが無い方が好きとの事で、フラットスタイルにしました。
フラットカーテンは見た目がスッキリして良いのですが、難点として、ヒダをつまんで
いない分 たたんだ時にきれいにならないことがあります。
今回はフックの位置に手を加えて、写真のようにきれいにたためるように作りました。
どうしたら美しくなるかと、閉店後に色々試行錯誤し実験しました(笑)
こちらは、横浜市青葉区の I 様邸です。
家具や外装も和モダンで統一されていて、とても癒されるお宅でした。
I 様は麻がお好きとの事で、お選び頂いた生地は麻100%の「リナス」シリーズの無地。
麻は素材感がナチュラルで和モダンにピッタリの風合いですが、一つ難点として天然素材のため伸び縮みが大きく、このサイズだと計算上約20cm程縮む恐れもありました。
そこで今回は、初めに生地を一度お湯に浸し、わざと生地を縮ませてから縫製する
「湯通し加工」をおすすめし、その加工後に縫製しております。
今回は厚地の生地で、レースとはまた違った雰囲気に仕上がり、奥様もお子様も
「カフェみたい~!」と大変気に入っていただきました。
遠くにお住まいの方からもお問合せをいただきますので、
吹抜けで困っていらっしゃる方は、本当に多いんですね。
お客様からも 「近くのお店に断られて困ってました」とよくお聞きします。
吹抜けには特殊な縫製の仕様や取付位置などの細かいお打合せが必要になるので、
経験豊富な当店に、どうぞご相談ください。
それでは、また。