カーテンの柄を選ぶのと同じように カーテンレールの選定やその取付けも
とても大切です。
新築の場合はもちろん、スケルトンリフォームや、窓辺のリフォームでも、
カーテンレールからこだわりをもって選ばれる方が増えています。
特にカーテンレールはデザイン面だけでなく“機能面”でも役立つという優れもの。
出来るだけ隙間を少なくして冷暖房の効きを良くしたり、光の漏れを防いだり、
さらには防音効果にもつながります。
カーテンレールの取り付け川崎市の施工事例
今回ご紹介しますのは、川崎市麻生区にご新築されたS様宅。
最近のお若いファミリーにはブラインドやロールスクリーンなどの人気も高まっていますが、S様はカーテンがお好きとのことでカーテンレール中心のお取付けとなりました。
その中で3箇所のレールの取付け施工例をご覧いただきたいと思います。
まずは、リビング。
通常は枠外より何cm上げてレールを取り付けるか考えますが、こちらの隣り合った
2窓は、木枠が回っている窓とクロス巻きの窓とで微妙に高さが違っています。
窓枠からの一定の高さで取付けをすると、隣り合った窓のレールの高さが
ちぐはぐになってしまいます。
そのため下地が入っているぎりぎりの高さで2窓のレール高さを揃えて取付けました。
カーテンを掛けた時には窓枠が隠れるため、枠の高さの違いは気にならず、
横のラインがきれいに揃いますね。
次に洋室のクローゼット横の窓です。
通常のレール長さで取付けると、クローゼットの扉を開けた時、レールが干渉して
途中までしか開かなくなってしまいます。
今回は扉がレールに当たらないように扉が開くぎりぎりの位置でレールをカットし、
さらに扉の開き具合に合わせて、手前のレールを気持ち短く調整しています。
そしてふさかけもレールの長さに合わせて窓枠のすぐ横にお取付け。
カーテンをかければお部屋の角なので、光漏れもそれほど気になりませんでした。
最後に洋室の2連窓と3連窓です。
こういった窓はシェードにしてそれぞれの窓で取付けするのか、
カーテンでレールを1本で通すのか・・・など色々な取付け方が考えられます。
見た目がすっきりしたシェードもおすすめでしたが、小さいお子様がいらっしゃるS様はあとあとのお洗濯やお手入れがしやすいカーテンがよろしいとのご希望がありました。
まず2連の窓は1本のレールで通して両開きのカーテンを掛ける形で納めました。
そして3連の窓は各窓でレールを分けて、それぞれに片開きのカーテンを掛けました。
3連の窓の場合はカーテンを均等に2分割すると、
せっかくの連窓の良さが隠れてしまいます。
今回は小花の可愛らしいカーテン柄にぴったりの掛け方でかわいらしく収まりました。
当店ではそれぞれの窓にあったご提案をさせていただいた上で
施工をさせていただきます。 ぜひご来店をお待ちしております。