ウィリアム・モリス。 19世紀に生きたイギリスの思想家で、詩人で、芸術家です。
彼の生き方や作品は、近代デザイン史上に大きな影響を与えました。
モリスの多彩な活動の中でも特に良く知られているのが、
自然の樹木や草花などをモチーフにしたテキスタイルデザインですね。
「ウィリアム・モリス」のカーテン施工事例
当店でもオープンした18年前当時からずっと、ウィリアム・モリスの輸入生地を取扱っており、これまでもたくさんのお客様に愛されて、カーテンをお作りいただいてきました。
今回ご紹介する多摩区のS様は、長くお使いのリビングルームのモリスのカーテンが
古くなったので、取り替えたいとのご希望でご来店されました。
今までお使いの柄は IRIS 「アイリス」
こちらもとても人気のあった柄で、
アイリスの花の華やかさと優雅さが明るい色調でプリントされています。
コットン生地のせいもありますが、経年により色が褪せてきています。
特にシェードにした腰高窓は日射しが強く当たるため、退色が激しく
かなり色が抜けていました。
S様が新しいカーテンにと選んだ柄は KELMSCOTT TREE 「ケルムスコット ツリー」と
いう、モリスが住んでいたケルムスコット・マナーの地にちなんで名づけられた柄です。
リネン(麻)素材が感じられるざっくりした風合いとベージュの落ち着いた色合いの生地に
大きな木が丸ごとデザインされているのがとても印象的。
日射しの強い窓のシェードは、今回は裏地付きでお仕立てし
眩しさと劣化対策としました。
お店周辺の住宅地は、上質で暖かみのあるモリスのカーテンが
とても良く似合う土地柄です。
先月一戸建てでご新築された稲城市のS様も、リビング用のカーテンに同じく
「ケルムスコット ツリー」を気に入られて、お作りいただきました。
19世紀の時代にデザイン的な美しさだけではなく、素材の風合いや持ち味、
染色の手法にまでこだわり続けたウィリアム・モリス。
そのこだわりがあってこそ、モリスのデザインは150年も経た今日までも、
新鮮さを失わず印象的な美しさを私たちに表現し続けてくれるのですね。
「ウィリアム・モリス」のカーテンならハンザムまで
花や草木、鳥などの美しいモチーフがウィリアムモリス。
まずは様々な柄がありますので一度ハンザムでご覧になってみてくださいね。
ウィリアムモリスをはじめ、輸入生地のカーテンも多く取り扱っております。
大胆な柄や色使い、繊細なモチーフなど、素敵なデザインが豊富にあるハンザムで
素敵なカーテンに出会ってください。