こんにちは。
12月に入り寒さも本格的になってまいりました。
寒くなり始めると、格段に増えるご相談が 「吹き抜けが寒い」ことです。
吹き抜けは開放感があり、明るく憧れの空間ですが生活されてみるとかなり寒く、暖房もあまり効果がないとよくお伺いします。
当店もこれまでに、様々なご相談を頂き色々な方法で施工させていただきましたが一番効果が高いのは、吹き抜けを生地でフタをするイメージの
写真のような施工方法です。
写真のお宅のお客様は冬の暖房の設定温度が4~5℃下げられたそうです。
この写真は、スイス発・サイレントグリス社のスカイライトシェーディングシステムです。
カーブ式や電動タイプなど色々ございますが、こちらは着脱式のハンドルタイプです。
とても仕上りが綺麗で操作もしやすくオススメですがデメリットとすると値段が高く、生地の取外しが難しい事でしょうか。
吹抜けでお困りのお客様のご要望で多いのは、見た目のきれいさもありますが、
「もう少し安くて、他に良い方法はないですか?」
「できれば洗濯したいので、取外しが容易な物はないですか?」
この2点のご要望が多く、当店も色々と試行錯誤してまいりました。
スカイライトシェーディングより安価で、生地の取外しも容易にできるハンザムシェーディング(仮称!)を作り 何度か納品しております。
カーテン業界では知らない人はいない大阪の名店“カーテン夢工房”の小嶋様ブログからヒントを頂いたり、様々なメーカーの部品を取り寄せ組み合わせて作ったり、ホームセンター等をまわって集める部品もあります。
お客様に製品を口だけで説明してもわかりにくいですし、イメージして頂きやすくするために、店内に実物のサンプルを作りました。
全閉時
全開時
たたんだ状態
下からバトンで引っ掛けて操作します。
動画も作成してみたので是非確認してみてください。
店内には吹抜けがないので、折り上げ天井部分を吹抜けに見立ててサンプル品を取付けています。
実際には、写真のような横からの隙間はあきませんのでご安心ください(笑)。
開閉操作も実際に体験して頂く事ができます。
このような特殊な物は量販店では取扱いできませんし専門店ならではの培ってきた経験や、縫製工場の縫製技術も必要になります。
やはり、一度取り付けますと、長く使って頂く事になります。
生地の弛みや、スワッグの間隔などをとっても、何度か試作品を作りハンザムなりの改良を重ねております。
吹抜けの寒さでお困りの方は、是非一度 お気軽にご相談くださいませ。
それでは、また。