こんにちは。夏は毎年暑いですが、今年の夏は異常ですね。
地球の温暖化と良く聞きますが、夏の気温が年々上がっていると実感します。今から来年の夏が思いやられます。
遮熱対策の物は、色々ご紹介させていただきましたが何といっても一番効果的な方法は、室外から遮熱をする事です。
住まいに入ってくる熱の約 70%は窓からと言われています。
今回ご紹介いたします川崎市麻生区の Y 様邸ですが、日当たりが良すぎて暑くてたまらないと、ご主人様がホームセンターですだれを買ってきて取付けましたが、簡易的な物なので外れたり壊れたりしてお困りとのご相談を頂きました。
外付けのロールスクリーンが無事に取付けできまして、Y 様の悩みが解決したのです。
外付けのロールスクリーンで暑さを軽減!省エネ、節約にも。
ご主人様が取付けていたすだれです。
風が強い日に飛んでいってしまったことがあり、紐で頑丈に結んでありました。
今回取り付けた物はニチベイの外付けロールスクリーン「ソヨカ」です。
しっかりした BOX の中に生地が収納されています。
通常は外壁に穴をあけて取り付けるので、コーキングをしっかりしないと大変な事になります。
壁に穴を開けず、サッシに金具を付けて取り付ける方法もありますが取付られないサッシや網戸・雨戸の制約もあり、なかなか難しいのです。
外壁も種類や素材などが様々ですので、一番良いのは後から取り付けるよりも家を建てている段階から工務店さんや当店にご相談ください。
生地を下した状態です。
透け感があり開放感がありますので、外の景色を楽しむ事もできます。
これを取り付けた日も特別暑い日で、さっき飲んだ水分がすぐ失われていくのがわかりましたが、取り付けて生地を下すと格段に涼しくなったのを実感できました。
外付けロールスクリーンと室内用のロールスクリーンとで、一番の違いは、生地を下した状態で手を離すと生地が巻き上がってしまう事です。
室内のロールスクリーンは生地を下げると、その位置で止まりますが外付けロールスクリーンは止まらず、自然に巻き上がるようになっています。
そこでスクリーンを、壁にフックを取り付けて止めるかおもりや手すりなどにベルトで固定して下げておく事になります。
この写真は、手すりを利用しベルトで固定しています。
ベルトは簡単に着脱出来るので、使わない季節や台風などの風が強い時はベルトを外して生地を本体に一瞬で収納できます。
生地の色を変えてエクステリアとのコーディネートも
こちらは別の掃出し窓の写真です。
お庭のグリーンに合わせて生地の色を変えてみました。
こちらの掃出し窓は手すりがないので、ウエイト(写真にあるおもり)にベルトで固定します。
ウエイトは水や砂を入れて使用します。使わない時は、小さくなりますので簡単に収納できます。
普段の生活の中でも、日陰に入るとかなり涼しく感じられますよね。
室内の温度上昇を効果的に抑えれば、エアコンの電気使用量も節約できますので地球にも家計にも優しいエコライフが実現できます。
それでは、また!
全部をロールスクリーンにするというのは少しシンプルすぎるかもという声もいただきます。
「ロールスクリーンとカーテンの組み合わせ事例」も是非ご覧ください。