今年の冬も、寒い日が続きました。寒い冬と暑い夏に、お客様からお困りのご相談が急激に増えるのは、吹抜けとリビング階段です。
何度かブログでもご紹介しておりますので、似た内容になりますがお困りのお客様が多くいらっしゃられるので、少しでもお悩みの手助けが出来ればと、今回も吹抜け用のシェードをご紹介させて頂きます。
吹抜け用のシェードの取付け事例
今回ご紹介させていただくのは、東京目黒区のM様邸です。
とても大きな吹抜け空間に光が注ぎ込んで、開放感があり素敵なリビングですが、「とにかく寒くて寒くて」とお困りになられていました。
あまりの寒さに、去年の冬はホームセンターで梱包材のプチプチを買ってきてテーブルの上に椅子を置いて、家族全員で吹抜けを塞ぐように貼ってみたとのお話です。
とても大変でしたが、塞いでみると、寒さが全然違ったとのことで、色々検索され、当店にご連絡いただきました。
吹き抜け部分には専用シェードを取付け
吹抜け用シェードの打ち合わせ時に、よく問題になるのが吹抜け部分にある照明です。
シェードを開閉する際、照明などの障害物があると、レールをかなり上に取り付ける必要があるため、生地を外す時や洗濯などで大きな脚立が必要になってしまいます。そのため、多くの場合、あまり高くならない低い位置にレールを取り付けます。
しかし、生地はレールより低い位置につきますし、ウェーブしている生地部分が天井面より下にくると隙間が開いてしまい、せっかくの効果が損なわれてしまいます。そのため、どれくらい生地がたわむのか計算しながら、どの位置にレールを取り付けるかが難しいのです。
施工後です。
スクリーン状の生地のたわみが、天井面より下にならず計算通りできまして、ひと安心。
ウェーブの数と間隔で調整しました。
写真では、わかりにくいですが今回は奥行きが5m40cmあり、この長さは初めてでしたので、取り付ける終わるまでドキドキしました。
リビング階段部分の対策も
最初にお話しした、皆さんお困りのもうひとつである<リビング階段>。
今回は、吹抜けと一緒にリビング階段もレールを新たに取付けてカーテンで塞ぐ事にしました。
リビング全体は白を基調としたすっきりした空間ですが、階段前のドレープには少しポイントとなる柄のある生地がよろしいと、サンゲツのきれいなプリント生地を選んでいただきました。
このカーテンは、必要のない季節には取り外しておけるので、使い勝手も良いですね。これで寒い冬や暑い夏も怖くないです。
作業中にカーテンを全て閉めると、本当に効果を感じられました。
ブログや写真だけだと、なかなかイメージが難しいと思いますので、是非ご来店いただき、お店に設置したサンプルを実際に操作してご相談いただければと思います。
プリント生地が気になるという方は、「LIBERTY ART FABRICS (リバティ)プリントのカーテンをお部屋に。イギリス輸入カーテン施工例」も参考になるかもしれません。
それでは、また。