赤い花柄「ブーケ」という名のタイルカーペットをマンションのリビングに貼った事例

今年の春先、緊急事態宣言が出される直前の施工事例となります。

3年ほど前にリビングのカーテン取り換えのご注文を頂いた多摩区のI様から、ご連絡を頂きました。

引っ越し先のマンションにカーペットを貼った施工事例

長くお住まいの一戸建てのお宅から、マンションにお引越しする事になったのでリビングルームのフローリングの上に敷くカーペットを頼みたいとの事でした。

ワンちゃんを飼っているので、ペットのためにもカーペットは必須アイテムです。

I様の元のご自宅は真っ赤な、ホテルの宴会場のような大柄のカーペット敷きで、ご新居にも大好きな赤い色の同じようなイメージでお考えのようでした。

「暗くないきれいな赤い色がいいわね」「やっぱり無地じゃつまらないわ~!」とおっしゃいましたが、赤は特に柄物、となると良いデザインは限られておりました。

最終的に気に入って頂いた物は、「ブーケ」という名前のついたタイルカーペット。

カーペット貼り後のリビングの様子

写真はリビング全体に貼り上がったところ。

リビングに赤いカーペット

すてきなデザインのタイルカーペットが揃っている川島織物セルコンの「アートバンク」というシリーズの中でも受注生産の柄で単価は16.000円/㎡と少々お高め。1枚は50㎝角の大きさです。

デジタルプリントに、立体的なエンボス加工が施されていますので、きれいな色にさらに深みのある表情がついています。

グレーの壁と赤いカーペットのコーディネートに

リビングルームの一面、アクセントに貼られたグレー色の壁にも良く似合いました。

グレーの壁と赤いカーペット

もともとはタイルカーペットでなく、置き敷きのロールのじゅうたんがご希望だったのですがこの柄を気に入って頂いたために、結果的には良い仕上がりとなりました。

繋ぎ目も拘ってカーペット工事を致します

ロールカーペットは約3.6mと広い幅がありますが、マンションのリビングルームの幅は4.7mほどあり、どうしても2枚に分割した物を継ぐことになります。

その場合、継ぎ目の位置をどこにするか、部屋の変形部分をどう作りこむか、また大きなカーペットの搬入方法などにも、悩ましい問題がありました。

棚のアール部分のカーペット施工

ドアストッパーの小さな穴にも対応

タイルカーペットですと、細かい変形部分も施工時にその場でカットできますのでドアストッパーの小さな穴でも、ぴったりととてもきれいに仕上げる事ができます。

ドアストッパー部分

カーペットはフローリングに糊付けせず、後々に剥がしやすいようにしておきたいというI様のご希望でしたが、その点もタイルカーペットは便利です。

置くだけでも裏面が滑りにくい加工ですし、スペースの途中で貼り止める時はカーペット専用の両面テープがあり、端部をフローリングにぴったり張り付ける事ができますので、足が引っ掛かる事や端がめくれたりずれる事を防ぐことができるのです。

キッチン前の施工状態

新しい家具やお引越し荷物が来る前に、カーペット工事を完了いたしました。

このあとセッティングされる真っ赤なソファが待機していましたよ。

赤いカーテンと赤いソファ

余談ですが、カーテンは3年前にご購入頂いたドレープを丈つめしてお使いになりたいとの事で、今回はリビングのカーテンは新調されていませんが、別室、ご寝室のカーテンやレースをご注文頂きました。

赤いカーペットとカーテン

お客様に喜んで頂けまして、私もありがたく思っています。ご新居での新しい生活に早く慣れますようにと、いつもお祈りいたします。

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更新日:2024年5月28日