こんにちは。スタッフの金子です。
今回は、定番のお悩みとして良くあるロールスクリーンの光漏れについて書きたいと思います。
カーテンにはないスッキリ感が好みだけど、光漏れがどうにも気になって…という方は少なくありません。
是非、参考にしてみてください。
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ロールスクリーンはスッキリしたお部屋になります
ロールスクリーンは窓周りをスッキリさせたいという方がよく選んでいらっしゃいます。
カーテンはデザイン性や保温性などに優れていますが、レースとドレープを二重に吊りますと壁より約 15 ㎝手前まで生地がきますので、少しお部屋が狭く感じられるのかもしれません。
それに対しロールスクリーンは、ボリューム感の無いフラットな生地で生地を降ろしても前にあまり出てこないので、お部屋がスッキリ感じられます。
ロールスクリーンとカーテンの使い分け
お部屋に合わせて、ロールスクリーンとカーテンをうまく使い分けることで、デザイン性と快適さの両方を実現できます。それぞれの特徴を理解して、用途に合った選択をしましょう。
リビングルーム:開放感とインテリア性を重視
ロールスクリーン向き
シンプルでスッキリとした印象を求める場合に最適です。窓辺のインテリアを邪魔せず、上げ下げが簡単なので日中の光を調整しやすく、開放感があります。シアータイプを選べば、外からの視線を遮りつつ明るさも確保できます。
カーテン向き
温かみや柔らかい雰囲気を出したいときにおすすめです。保温効果も高いため、冬場の冷気対策にも役立ちます。多彩な色柄で、リビング全体の印象を引き立てたい場合に最適です。
寝室:光の遮断と快眠をサポート
ロールスクリーン向き
ミニマルなデザインを好む方にはぴったりです。ガイドレール付きタイプを使用することで、光漏れを防ぎ、快適な睡眠環境が作れます。
カーテン向き
遮光カーテンなら、光を完全に遮断し、寝室に安心感と遮音性をもたらします。厚手の生地を選べば、冬場も暖かく、眠りの質を高める効果が期待できます。
用途に応じて、ロールスクリーンとカーテンを使い分けることで、理想的な空間作りが可能です。どちらが良いか迷った場合は、ぜひ当店スタッフまでご相談ください。
ロールスクリーン設置で生じる隙間を少なくする方法
ロールスクリーンを取り付ける位置は、やはりスッキリさせたい方が多いので窓枠の中に納まるように取り付ける(枠内付け)事が多いです。
写真を見てわかるように、ロールスクリーンは本体の少し内側から生地が降りてきますので、操作方法にもよりますが約 1 ㎝~3 ㎝程両サイドに隙間が生じます。
光漏れを少なくするには、窓枠の上部に取付けて生地で枠を覆う(正面付け)がおすすめです。
先程の枠内付けに比べると、生地で枠を覆っているので、かなり光漏れが少なくなります。
ただそれでも、厳密に言えばロールスクリーンの上部や生地と壁との間にも少し隙間がありますので、遮光生地を選ばれても完全に真っ暗にはなりません。
遮光性をさらに重視するならガイドレールタイプ
お客様とお話ししていると、寝室の光漏れが気になって早く起きてしまったり熟睡出来ないなどの声を聞く事が増えました。
今回の川崎市中原区のT様も、普段はスッキリしたいのでロールスクリーンが良いが少しの光漏れでもとても気になってしまうので、寝る時は真っ暗にしたいとの事でした。
そこで今回取付けましたのが、ロールスクリーンの「ガイドレールタイプ」です。
聞きなれない商品名ですが、ホテルの客室など遮光性が重要視される場所に取り付いていることが多いので、ご覧になった事がある方も多いのではないでしょうか。
簡単に商品の説明をすると、枠の両サイドにコの字型のフレームを通り付けそのコの字の隙間に生地を降ろす仕組みになります。構造はシンプルですが、光を漏らさない効果は絶大です。
取付け前
生地を半分降ろした状態。
生地のある所からは、まったく光が漏れていません。
生地を完全に降ろした状態。
まったく光が漏れていません。
サイドのフレーム中やロールスクリーンの上部にはモヘア(細かな毛)があり光漏れをカットします。
通常のロールスクリーンですと幅は 5 ㎜ 丈は 10 ㎜単位の製作になりますがガイドレールタイプは、なんと 1 ㎜単位での製作になります。
ですので、より細かく正確な採寸、そして施工が求められますのでガイドレールタイプをご検討のお客様は、専門店でのご購入をお勧めいたします。
それでは、また。