「シアー」とは透けるものという意味で、レースカーテンのことです。
刺しゅう柄のレースカーテンは相変わらず人気がありまして、最近は種類も豊富ですし、ひと昔前に比べるとお手頃な価格のものも多いように感じます。
そんな中、クラシックなマクラメ飾り付きのレースカーテンをお選びいただきました
横浜市港北区のT様のリビングのようすをご紹介いたします。
ご新築中に早くからご相談下さったT様は、造作家具の少し赤みのあるダークブラウンの色に合わせて、ドレープ(厚地のカーテン)は川島織物セルコン Filo(フィーロ)のモリス柄、「ハニーサクル&チューリップ」(FF6686)が候補としてほぼ決まっていました。
アイアンレールは トーソーの「クラスト 19」
ブラックよりも柔らかい印象で内装に合う、ブラス色。
飾りのロープタッセルは、五洋インテックスの「オリエント」 葡萄色。
そのドレープも見つつ、レースカーテンも色々見てみたいという事で、
豊洲のショールームまでご家族で行ってくださり、そこで大変気に入られたのが
こちらの 「オルーンシア」(FF6718)です。
余談ですが、川島織物セルコン社では「シアー」(レースカーテン)のことを、
同じく透けるという意味の「トランスペアレント」と呼んでいます。
無地のボイル生地の裾と、中央に、大きくマクラメ飾り(レースのトリム)が配されて
いて、とても品のあるエレガントなレースカーテンです。
柄が大きく入っているため、通常ですと床までの長い丈には向きますが、
腰高窓や小さい窓にはバランスが悪いという事になりがちです。
しかし今回は、プレーンシェードを取り付けた3連の縦長窓の枠内に掛けるレースの
マクラメが、ちょうどきれいなバランスに納まりました。
サイズの合うカフェカーテン、といったイメージでしょうか。
窓を開けて風を入れた時など 日を浴びて揺れるシアーは、とてもきれいなものですよね。
おまけで、店内のサンプルカーテンより2点ご紹介いたします。
マクラメ付きシアーの代表と言えばこちら。 マナテックスの 「エレナ」です。
適度なボリューム感があり、エレガントな窓辺になること間違いなしの定番品。
こちらは、リリカラの「FD-51469」
裾からの刺しゅう部分が90cmにもなる大きい柄で、お好きな方には
是非お試しいただきたいシアーです。
当店では、お店のカーテンサンプルをお貸出しできるサービス(無料)が好評なのですが、
特にシアーは、透け具合を見てみることが大事なポイントです。
実際の窓に合わせてみるとイメージがわかりやすいので、是非ご相談下さいませ。