LIBERTY の歴史は、19世紀のロンドンでリバティ商店がオープンしてから始まります。
「リバティプリント」という言葉で表されるように、これまで世界中にたくさんの素晴らしいプリントデザインを送り出してきました。
LIBERTY ART FABRICS (リバティ)プリントのカーテン施工例
誰でも リバティプリントの小物やハンカチ、ブラウスなど何かしらを持っていたり、
もらったりしたことがあるのではないでしょうか。
そんなリバティ社の生地の中で、2014 年より特にインテリア用としての
生地のコレクションが組み立てられ、送りだされています。
この1年半で4冊のシリーズが発売されましたが、
それぞれに個性のある美しい生地が展開されていて見飽きることがありません。
当店ではイギリスより輸入される リバティ インテリアファブリックの正規取扱店として
主にカーテンやシェードをお作りし、お客様にお届けしています。
今日はそんな豊かな色彩と独特の美学につつまれた LIBERTY(リバティ)の
魅力あるファブリックの一部をご紹介いたします。
「FRESCO」(フレスコ)
まずは 「FRESCO」(フレスコ)という生地。
フランスにある庭園にところ狭しと咲く草花たちの色合いが、美しく描かれています。
横浜市青葉区のご新築マンションにお引越しされたA様の寝室です。
深緑、青緑、紫色など不思議な色使いの LAGOON 色。
ラグーンという響きにも色々な想いが深まり、色名も魅力的です。
この生地を奥様がお店で一目ぼれして下さり、シェードにお仕立ていたしました。
同じく A様の書斎には、FRESCO の色違い CITRUS 色でのシェード。
シトラスという響きがぴったりな、黄色、ピンク、黄緑など
明るい鮮やかな色合いがリバティならではの花柄です。
当初奥様は北欧プリントを選んでいたのですが、プリントのきれいさで
ご主人様がこちらを強く希望してくださいました。
以前、東京都中野区のI様にも同じ生地でシェードをお取付けしました。
やはりマンションで、バルコニーに出られる廊下の窓でしたので
正面から撮ることができませんでしたが、白い廊下の壁面に美術館のように、
きれいなプリント生地がとても映えて印象深かったのを思い出します。
「RAY」(レイ)
こちらは、FRESCO と同じ 「The Nesfield Collection」 のブックより
「RAY」(レイ)という綿素材のベルベット生地。
ray とは きらめき、とか ひとすじのの光、といった意味の言葉。
たくさんの植物や動物が息づいている森の中に、さあっと光が差しこむひととき・・
そんなイメージかしら などと思いをはせるのが 私の楽しみです。
お店でサンプルを見て気に入ってくださった多摩区T様のリビングのカーテン。
ウッドブラインドをご注文にと来店されたのですが、その折に目に留めていただき予定外?のカーテンをご注文いただきました。
壁一面にカーテンが掛かったお部屋はイメージが変わり、とても喜ばれました。
VELVET LAGOON 色は起毛した表面のしっとり感と色の美しさが魅力です。
エメラルドブルーの色に引き込まれて、お店のサンプルカーテンも作ったのでした。
こちらもラグーン色という色番にさらに瞑想が深まります。
バランス(上飾りカーテン)には、フリンジをつけてデコレーションしましたが、
カーテンになった RAY の存在感には頭の下がる思いがしますし、パワーがもらえますね。
同じデザインでの色違いは、配色だけでなくそれぞれ素材が違っているものもあり
それもリバティの特色と感じられます。
チャコールのような、Midnight 色、
グリーンとアズキ色の混ざったような Woodland 色は麻、綿、ナイロンの混紡生地。
ライトグリーンのさわやかな Dew 色は、100%綿生地となっています。
3月にかけて、店内では「イギリスフェア」を開催しまして、
特にイギリスより輸入されたすてきな生地を中心にご紹介したいと思っています。
色鮮やかで魅力的なリバティプリントの生地は、きっとお部屋を華やかにしてくれます。
少しでもご興味のある方は、是非一度ハンザムまで足を運んでみて下さいね。