和の雰囲気を感じさせるデザインが特徴的なプリーツスクリーン。光の取り入れをコントロールしやすく、種類も豊富なので人気のアイテムです。その特徴やメリット・デメリットなど詳しくご紹介します。
プリーツスクリーンとは、アコーディオン状に折られた生地を伸ばしたり、縮めたりすることで開閉を行うウインドウインテリアです。扇子や提灯の構造がイメージしやすく、伸ばすと折り目になるところと、そうではないところで光の陰影が生まれ、雰囲気のある印象が人気です。
最も多いのが和紙のような素材が用いられているものですが、その他の素材もあり、部屋の空間や遮光性など、さまざまなニーズに沿って選択ができるのも魅力の1つです。
プリーツスクリーンでは最もポピュラーな素材は和紙のような質感の生地ですが、そのほかにもいくつか種類があります。
布製のタイプは、和紙調なものに比べて印象的にマットな雰囲気があります。光が当たった際の陰影も、和紙調のものに比べて少なく、カーテンやロールスクリーンなどと同じような感覚で使用できます。洋室にもマッチしやすいのが特徴です。
涼しげな印象のあるすだれ調は、和紙調のものよりも和の印象が強いため、和室や和モダンな室内に選びたい素材です。遮光性の高さを求めるよりは、透け感を活かし、プリーツスクリーン越しに景色が見える雰囲気を楽しむのに向いています。ですが、メーカーによっては同じすだれ調ものもでも、反射しやすい素材を用いることで日中の室内の様子を外部から見えづらくするタイプもあります。
布製のプリーツスクリーンですが、無地のものとは異なり、着物のようなデザインが上質な空間を演出します。
ファブリックの質感ではなく、プリントされたデザインが光が当たることによって浮かび上がる印象が、和洋問わず、さまざまなお部屋に合わせやすいデザインが揃っています。
プリーツスクリーンのメリットについてはいくつか挙げられますが、中でも取り込む光のコントロールについては、優れていると言えます。プリーツスクリーンはドレープカーテンのように完全に光を遮断せず、日光を取り入れながら眩しさや視線をシャットアウトします。一見、レースカーテンのような役割ですが、プリーツスクリーンには1つで2つの生地の厚さを組み合わせる、ツインスタイルのものがあります。
ツインスタイルのプリーツスクリーンとは、たとえば上部はやや薄く、光を取り入れる構造になっており、下部は視線を遮り、しっかりと光を抑える、やや厚めの生地が用いられているものを指します。ペアスタイルやツイン・ペアタイプなどと呼ばれます。
ツインスタイルは薄手と厚手の生地が窓に対して占める割合を自由にコントロールができます。朝など日差しをしっかり取り入れたい場合は薄手の生地だけにすることでレースカーテンのような役割を果たします。光を取り込みながらも部屋全体を眩しくならないようにしたいときは、上部1/3だけを薄手の記事にすることもできます。
また夜間は薄手の生地の場合、室内の様子が透けて見えてしまうため、厚手の生地だけにして、プライバシーをしっかりと守ることができます。自由に切り替えができることで、1つでドレープカーテンとレースカーテンの枠割を果たすことができます。
また、窓周辺をスッキリと保つことができるのも、プリーツスクリーンのメリットです。ドレープカーテンなどはカーテンの開閉を問わず、窓周りにやや重めの印象を与えますが、プリーツスクリーンは使用しない際はコンパクトに折り畳め、使用する際ももたつきなどがなく、すっきりとした印象を保つことができます。
それではプリーツスクリーンのデメリットはどのようなものがあるのか、見ていきます。
プリーツスクリーンは上下に可動させることでその役割を発揮しますが、人の出入りを伴う掃き出し窓の場合、その都度プリーツスクリーンを上下させなければなりません。頻繁に出入りのある窓の場合は、レースカーテンのように少し避けることで出入りが可能なカーテンの方が適していると言えます。
ですが、最近このデメリットに対応するプリーツスクリーンも誕生しています。それは縦型のプリーツスクリーンです。多くのプリーツスクリーンは上から下に下げて使用するものでしたが、縦型の場合は、左から右に、または右から左に動かすことで動線を確保することができます。とはいえ、逐一開閉が必要になるという点は変わらないため、万能とは言い難い面があります。
プリーツスクリーンの断熱効果は、高いとは言い難い製品です。なかには高い遮光性を持つプリーツスクリーンもありますが、全体的には涼やかな見た目の印象がある分、十分な厚さの生地を使用しているわけではありません。断熱効果の高い商品を検討の場合は、プリーツスクリーンの中でも、ハニカムスクリーンがおすすめです。スクリーンが蜂の巣構造のように六角形になっており、その構造により空気の壁を作り出し、断熱効果を高めてくれます。
プリーツスクリーンは不織布ポリエステルと呼ばれる素材でできており、非常に丈夫な素材です。ですが洗濯することができません。スクリーンは特別な樹脂加工がされています。この加工は、折り曲げたりするとその形状を保持してしまいます。ですので、掃除は定期的に溜まったほこりを落とすなどでこまめにお手入れする必要があります。ですが、それでも取れない汚れなどがつくことも。そいういう場合は中性洗剤を薄めた洗剤液を使います。綺麗な布に洗剤液を染み込ませ、硬く絞って表面を優しく拭き取ります。
プリーツスクリーンはメーカー独自の操作方法などもありますが、主なものとしてコード式とチェーン式、そしてワンチェーン式の3種類の操作方法があります。
コード式は最もシンプルな構造で、コードを引っ張った分だけスクリーンが亜がり、コードを緩めた分だけスクリーンが下降します。プリーツスクリーンに大きなメカがない分、コンパクトな仕上がりになります。 チェーン式はループ状のチェーンがついていて、チェーンの手前もしくは奥を引っ張ることでカーテンが上下します。少ない力でプリーツスクリーンを上下させることができます。
ワンチェーン式はツインタイプで用いられるもので、1つのチェーンで2つの生地それぞれを上下させることができます。チェーンの手前側と奥側がそれぞれのスクリーンの可動に連動し、引っ張ることで上に上がり、緩めることで下がります。
プリーツスクリーンの操作コードはチェーン式などループ状になっており、設置場所によっては小さなお子様の首あたりにかかってしまう恐れがあります。これまでにも死亡事故が起きております。小さいお子様がいらっしゃる環境では、チェーンをお子様の手が届かない位置に固定するなど、注意が必要です。
プリーツスクリーンの取り付け方は正面付けと天井付けがあります。天井付けは窓枠内側の天井部分に取り付ける方法で、窓枠内にスッキリと収めたい場合はこの方法で行います。その場合、スクリーンの採寸は窓枠に対し、幅・高さともに1cm引いたサイズがスクリーンサイズとなります。
正面付けは窓枠の上部に取り付ける方法です。窓枠よりもプリーツスクリーンが大きくなるように取り付ける方法で、腰高窓の場合は、窓枠に対し幅・高さともに5〜10cm程度大きいサイズで採寸します。設置する際、エアコンやその他の家具などにぶつからないか確認し、取り付けることが大切です。
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